便秘のおはなし

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便秘のおはなし

1. 毎日出ないと便秘なの?

便の状態は人によって違いがありますが、便秘とは「自分で満足できる排便がない状態」をいいます。
排便が正常な場合は、1日1 回以上スムーズな排便があり、排便後もスッキリとしている。または、毎日ではないが便はすんなり出て、排便後はスッキリするというものです。また、便意が起こるのもポイントです。
通常は、食べ物が口から胃に入ると「口・結腸反射」が起こり便意をもよおすようになっていますし、食後ある程度の時間が経過すれば「排便反射」が起こります。

便秘の場合、3日以上も排便がなく、便が硬くなってしまいなかなか出ない。また、毎日排便はあるが、少量でコロコロしていて残便感がありスッキリしないなどの状態といわれます。便意が起こらないのは問題ありです。
6日以上出ない場合は、何らかの異常が考えられます。

便秘の反対にあるのが下痢と思われていますが、どちらも同じ便通異常で表裏一体の関係にあります。
便通異常の人の中には、同じ原因から便秘と下痢を繰り返していることもあります。

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2. 便秘には、大きく2つの種類があります

便秘には、大きく分けると「症候性便秘」と「機能性便秘」の2つの種類があります。
「症候性便秘」の場合は、大腸ポリープなど腸内の便の通過を妨げる等の症状や病気が原因で、原因となる病気を治さないと便秘は解消されません。
「機能性便秘」の場合は、生活習慣やストレス等により腸の蠕動運動がうまく機能しなかったり、直腸に便が溜まっても便意を感じられないことが原因で起こるといわれます。これらは生活習慣や食生活を改善することで、ある程度の解消が可能といわれています。

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3. 便秘はとても危険な状態なのです!

便秘とは、便が腸内で停滞している状態ですが、そのままにしておくと健康にとって危険なことにつながるのです。
便は36度以上の体温と悪玉菌によって腐敗し、有害ガスや有毒物質を発生させます。便自体、不要だから排泄に向かっているのです。それを滞留させるということは、腸内の悪玉菌がますます増える状態でもあり、有毒物質は大腸ガンなどの原因になるといわれています。

有害物質は腸から血管(血液)に入り、全身を巡ってしまいます。その結果、様々な不調につながる原因になるといわれています。腐敗便は活性酸素を大量に発生させ、全身を急速に老化させてしまうともいわれています。

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4. 便秘の原因とそのメカニズム

原因はさまざまですが、腸内に食べたり飲んだりした物が流れ込んできたときに、善玉菌が優勢の腸内環境であれば、その菌から分泌される乳酸や酢酸などが消化や栄養分解を促進し、不要な物質は大腸へ送り込まれて いきます。順調に大腸を通過した便が直腸に達すると、大腸が刺激され「便意」が起こります。
つまり、最も考えられる原因の一つは、善玉菌が極めて少なくなっているのでは?ということです。
便秘になってしまうと、大腸内に長時間便が留まっているため水分が吸収され便がいっそう硬くなり、ますます出にくくなるのです。

これが便秘のメカニズムです。また、便意は自律神経との関係が深く、トイレに行きたいのに我慢し続けたりすると腸の機能低下が起こり「便意」を感じなくなってしまいこともあるといわれています。腸の蠕動運動も 自律神経によって支配されていて、自分の意思でコントロールすることはできません。
ストレス等も便秘の原因となります。

蠕動運動の強弱が過ぎると次のような便秘の原因になるのです。

弛緩性便は高齢者に多いといわれます。

ガマン 「ガマン」をすると直腸から脳への信号が低下し、トイレに行きたいという感覚
がなくなってしまいます。結果、腸内の便の滞留時間が長くなり、水分が抜けて
固くなる為、さらに出にくくなります。
偏食 食事の摂取量が少ないと蠕動運動が弱まってしまい便秘になりやすいのです。
ダイエットなどでの急激な食事の変化も便秘の原因になるといわれます。
ストレス 旅行や出張などでの便秘は、環境の変化からくる一時的なストレスによって、
自律神経のバランスが乱れるからために起こる便秘といわれています。
加齢による便秘 加齢に伴い、お腹の筋肉が弱まり腸の動きが悪くなります。運動不足も要注意です!また、持病のある方は、処方されている薬が便秘の原因につながって
いることもあります。
妊娠による便秘 妊娠中はホルモンバランスが不安定になるため、その影響は全身に及びます。
特に自律神経系のへ影響は大きく、急激に眠くなったり、嗅覚や味覚が妙に
敏感になったり、体温が高くなったりと生活リズムが体内から崩れます。
また、子宮自体も大きくなるため腸を圧迫し便秘になる方も多くいるようです。

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5. 日本の成人の便の成分

便の70~80% は水分です。水分を上手に摂ることも便秘対策には重要なことなのです。

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6. 便秘と腸内細菌の関係について

年齢問わず便秘の悩みを抱える女性はとても多いといわれます。便秘による不快感も嫌なものですが、便秘によって腸内細菌のバランスが悪玉菌優勢の状態がさらに進むことになるという問題は、先々さまざまな病気を引き起こす原因になってしまう可能性があります。

便秘をすると腸内で便が長時間滞留するため、悪玉菌が産生する有害物質(毒素)の量が増え、体内への吸収も増えてしまいます。悪玉菌が多くなると、腸の蠕動運動が鈍り、悪臭を持ったガスも発生します。
それだけでなく、腸内腐敗がすすみ、ガンや生活習慣病にかかるきっかけになることもあります。
顔に出来る吹き出物も、腸に溜まった有害物質が原因になっていることがあります。

逆に、腸内細菌のバランスが善玉菌優勢になっていれば、腸内の乳酸菌により乳酸が生産され、乳酸により腸が適度に刺激を受け蠕動運動が活発になり、排便が促されます。
便が速やかに排泄されることで有害物質の吸収がされにくくなります。
「自然なお通じ」を実現させるためには、まず腸内細菌のバランスを整えることです。

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7. 便秘とスキントラブル!?

便は胃や腸で吸収されなかった食べ物の残りカスをはじめ、体内で剥がれ落ちた細胞や様々な老廃物質、腸内細菌の死骸、悪玉菌分泌した有害物質や毒素などでできています。
排便は、体内に在ると不都合なものを体外に出すという、とても大切なことです。

便秘をするとお肌が荒れてしまうのは、これら老廃物などが体内に長時間滞留することで、ますます悪玉菌による腐敗が進み、さらに産生されてしまう「毒素」が吸収され、体内を巡ってしまうからといわれます。

キレイな素肌はクリーンな腸から生まれます。「肌は内臓を映す鏡」といわれるほどです。
美肌のためには肌表面のケアよりも、腸内のケアをすることの方を優先するべきなのです。

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8. 便秘改善に向けて

便秘を少しでも改善し、腸内環境をクリーンな状態で維持・管理するための参考になればと思います。

■ 規則正しい食生活
ヒトの体は、「口・結腸反射」といって、食物が口から胃に入ると自然に便意をもよおすようになっています。
特に朝は、この反応が強く、毎朝決まった時間にしっかりと朝食を摂ることは、便秘改善に向かうためのきっかけになるといわれています。どうしても朝食と摂る時間がない方は、水やクラッカー、クッキーや果物、スープ などでも問題ありません。
■ 便意がなくても食後はトイレに
便意を感じなくても、食後は必ずトイレに行き3~ 5分くらいは座ってみましょう。ただし、あまりイキマないでください。
また、5分以上座りっぱなしというのもお勧めできません。肛門はとてもデリケートです、しまりが悪くなったり、痔の原因になるといけませんので。
■ 便意を無視、または我慢しないで下さい
特に女性に多いといいますが、トイレに行きたいと思ってもついつい我慢してしまう。我慢ばかりしていると、本来の排便反射が起こりにくくなってしまいます。便意を感じたら、必ずトイレに行きましょう。
■ 手のひらマッサージ
おへそを中心にしておなかを手のひらで「の」の字にマッサージするのもいいといわれています。
■ バスタイムも大切です
蠕動運動が低下しているタイプの便秘のヒトは、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、しっかり体を温めましょう。
反対に痙攣性(蠕動運動が強い)便秘の場合、または下痢気味のヒトは、少し熱めのお湯に短く入るようにするといいようです。
■ 適度な運動を心掛けてください
便秘のヒトは、運動不足の方が多いといわれています。運動不足は血液循環が悪くなるだけでなく、腸の働きや蠕動運動も低下してしまいます。ウォーキングや水泳などの全身運動や、ちょっとした腹筋運動でも、お腹の血行が促進され、腸の働きが高まります。 便を押し出す力も徐々についていくと思います。
■ 食生活では食物繊維をタップリと摂ること
日本人の食物繊維摂取量はとても少なく、1 日の必要摂取推奨量2 5gに対して2/ 3以下の状況といわれています。
食物繊維は、水分を吸収して便を柔らかくしたり、便の量を増やしたり、難消化性のため腸内細菌が活発に消化活動にあたるため、大腸を刺激し排泄を促す働きがあるといわれています。
「野菜、キノコ類、果物、イモ類、豆類、海藻類」などに多く含まれますので、しっかり摂ってください。

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